5月ベスト
明日パソコン使える環境にいるか分からないので、ちょっと早めに恒例の月間ベスト(2回目)。31日にフィトゥッシの『私は死んでいない』をフィルム・センターで見るつもりだが、それもまあ未定。
1 夜の人々 ニコラス・レイ
2 都会の女 F・W・ムルナウ
3 感傷的な運命 オリヴィエ・アサイヤス
4 ジャン・ブリカールの道程 ストローブ=ユイレ
5 10話 アッバス・キアロスタミ
6 ウォーク・ザ・ライン ジェームズ・マンゴールド
7 Side Street アンソニー・マン
8 奇妙な女 エドガー・G・ウルマー
9 愛の世紀 ジャン=リュック・ゴダール
10 アウトサイダー フランシス・フォード・コッポラ追加 荒野のストレンジャー クリント・イーストウッド
好みが色濃く反映されています。というか、ここでの星取りも、ベスト10も、批評からは程遠い、好みの問題だ。今更、『夜の人々』を1位に挙げる表を作るのもかなり恥ずかしい気もするが、まだあまり映画を見ていないという人にはぜひ見てもらいたいという、オススメの意味も込めての、この順位。
前回は順不同のベスト25だったが、それじゃあ、あまりにもあたりさわりがないので思い切って、順位付きのベスト10という形にしてみた。
しかし、改めて眺めてみて、ほとんど根拠もなければ説得力もない表だな、これ。来月はまた考えます。<追記:6月2日>
- 『荒野の用心棒』 セルジオ・レオーネ 1964年 (100分) |***|
- 『荒野のストレンジャー』 クリント・イーストウッド 1972年 (101分) |****|
結局、フィトゥッシさんの『私は死んでいない』に行かなかった。去年夏に、フィトゥッシ特集が、アテネだったか、日仏だったかであったと思うが、それにも都合で行けなかったことを思い出した。まあ、いつか見るでしょう。(『ローマ王のための夜想曲』というのもぜひ見たい)。
かわりに家で、イーストウッド。『荒野のストレンジャー』はとんでもない傑作だが、youtubeで見たので、画質や色が、良くない。あとから気づいたのだが、ぴあフィルムフェスティバルで65年〜73年のイーストウッドをやるということだから、むしろそれまで待てば良かったかも。お金に余裕があれば、またフィルムで見たい。しかもフィルムセンターでやるらしいので、あの大画面で、やはり見たい。いまだに恥ずかしながら『恐怖のメロディ』なんかも見ていないから、これは上映されるのなら、見に行こう。(ドン・シーゲルの『真昼の死闘』や、『ダーティーハリー』や、『白い肌の異常な夜』なんかもやるんだろうか。『愛のそよ風』というのも見たいのだが、これはDVDも近々出るらしい。)
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