ちょっとサボるとクセになってついつい書くのも他の人のブログを読むのもめんどくさくなってしまうが、映画はちょっとは見ている。北京行きは北京駐在の父親の、正月休みを利用した、完全に典型的な観光旅行だったのだが(わたしは兄と父親の決めた行き先に、のこのこ追いていくだけだった(けど、北京のでかさと中国人の色々を見ることができてとても楽しんだが)。何度もDVD屋に連れてってもらったんだが、何しろ充実の品ぞろえに興奮しているのは私一人なので、凄く肩身が狭く、いそいそと買い物を済まさねばならなかったのがちょっとつらかった)、観光の合間に(なぜか)『ベンジャミン・バトン』とかキューカーの『晩餐八時』とかを見る。帰りの飛行機では『サロゲート』を見たが、映画を見るにはおそらく最悪の環境の飛行機内での観賞であることを差し引いても(実際には差し引けないけど)、かなり微妙な映画だった。

今日は『サンシャイン・クリーニング』、『テラビシアにかける橋』(身につまされて号泣)、『Wendy and Lucy』を見たあとに、ゴダール勝手にしやがれ』を再見。

2月下旬から3月は日仏、アテネ、ヴェーラ、ユーロスペース、フィルムセンターあたりの特集上映が充実しているが、常と変らず時間もお金もない。本当は『サンシャイン・クリーニング』とか見ている場合ではないのだ。でもエイミー・アダムスは本当に良い。