17分。メイ・マーシュ主演。しょうもない男にひっかけられる海辺の悲劇。窓からの脱出。ほぼみんな帽子を被っている。

ロバート・ハロン主演で、こちらもメイ・マーシュが出ている短編。この原題の映画はその後アメリカでたくさん撮られているみたい。にしてもグリフィス映画に恐竜が出てくるとは。弓の開発は戦争からうまれたという。男だけの部族のあらくれものたちがめいめい気にいった女をさらっていくところが生々しい。

短編。グリフィスの海辺もの。原題のセーラムっていうのは魔女裁判の街として有名なところ。海の子と呼ばれる神話的な装いをした女(顔がこわい)が、聖書を片手に家を訪問する偽善者をはねつけたことで魔女の嫌疑を掛けられ、投獄さる。海の子を好きな漁師は、出入りしているインディアン部族の助けを借りて、火刑寸前のところで彼女を助ける。『嵐の孤児』を少しばかり彷彿させるラスト・ミニッツ・レスキュー。