シェーストレム

  • 『霊魂の不滅 (KO(ウムラウト)RKARLEN)』 ヴィクトル・シェーストレム(シェストレム) 1921年 (93分) |****|

1920年説もあり。アストリッド(アストリ−ド?)・ホルムが、ちょっとリリアン・ギッシュっぽいなと思った。このホルムさんは、ドライヤーの『あるじ』とか、クリステンセンの『魔女』とかに出ている。ギッシュは、後にシェーストレムの傑作『風』に出演するが、この『霊魂の不滅』で、斧で扉を叩き割るという、『散り行く花』ばりのシーンがあるので嬉しくなった。IMDbでは上映時間93分とあるが、私がYouTubeで見たのは75分ほどのもの。

体力がないとやる気が起きないとかいうようなことを友人に言われたので、最近筋トレをしている。しかし、心肺を鍛えないことにはしようがないのではと思い立ち、近所にある100段くらいはあるのではないかと思える階段を只管に昇り降りする。ただ、それだけだとつまらないので、中原昌也の作業日誌を読みながら。これを読むと、確実に財布の紐が緩くなるから困る。

最近新宿TSUTAYAからレンタル半額券が来ない気がする。まあ今送られてきても困るけれども。
案外、映画専門の局でもあんまりやらない、サミュエル・フラーとかリチャード・フライシャーとかドン・シーゲルとかをまとめて見たいと思っているのだが。