ロッセリーニなど

  • 『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2 (倩女幽魂II: 人間道)』 チン・シウトン 1990年 (103分) |**|
  • 『街の野獣 (NIGHT AND THE CITY)』 ジュールス・ダッシン 1950年 (95分) |****|
  • 『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3 (倩女幽魂III: 道道道)』 チン・シウトン 1991年 (108分) |***|

デ・シーカの『靴みがき』をYouTubeで夜中に見たら、ラスト15分ほどがなかった。悔しい。ロッセリーニ2本の後、昼寝して起きたら凄まじい頭痛。ぼーっと『倩女幽魂II』を見る。悪いやつがピンチになると大仏さまに変身して、さらにピンチになると巨大なムカデになる感じが好きだが、レスリー・チャンがまったく活躍しない。

Amazon.comで『Ford at Fox』が、41%引きになっていて、170ドルほど、送料入れると18000円くらいで買えるみたいだ。あー、迷う。クレジット8月10日払いはきついから、16日まで待ってから買って、9月支払いにしたいところだが、セールが終わっちゃうかもしれないしなあ、どうしよう、迷う。2万弱を颯爽と払える大人になりたい。

夜中、『街の野獣』。これは傑作。ローキー、ローアングルも嫌味がないし、街中の撮影も実に良い。ぬりかべのような巨漢たちの合間をちょこちょこ走り回るねずみ男のようなリチャード・ウィドマークが何とも素晴らしい。その他、砂かけ婆なども出てくる。ジーン・ティアニーの出番が少ないのが不満。

『倩女幽魂III: 道道道』、トニー・レオンはこんなことやっていたのか。相変わらず終始風が吹いている。こんなにびゅんびゅん人(と幽霊)が飛び回る映画もめずらしいんじゃないか。ジョイ・ウォンがすーっと飛ぶ姿が素晴らしい。