アメリカ製コメディ
コトオウシュウはすぐさま琴欧州と変換されるくらいだからなんの疑問も持っていませんでしたが、正しくは琴欧洲と書くようです。気になっていたのでとりあえずこれだけ更新。
- 『腰抜け二挺拳銃(THE PALEFACE)』 ノーマン・Z・マクロード 1948/US (91min.) |****|
木登りするロイドに合わせて、垂直に上昇するカメラ。そして落下。難破船(?)の美しさ。
心の声を字幕で見せたり、マクルーハンを連れてきたりという凝ったギャグよりも、単純にウディ・アレンとダイアン・キートンが一緒にいるところのやりとりがどれも素晴らしい。
ベルイマンの『仮面/ペルソナ』(だったかな?)を見ようと思っていたのに、ダイアン・キートンがほんの少し遅刻して、アレンが「最初から見ないとやだ」と言い張るので、代わりにふたりでマルセル・オフュルスの『悲しみと哀れみ』を見に行く。しかも2回目らしい。いいなあ。
歯医者と精神科医と牧師は、コメディにしやすいのかな。といっても、ボブ・ホープが歯医者なのは最初だけで、ガンマンを経て、最後はインディアンになる。良い映画だ。