焼け跡のイエス ほか

朝、夏バテの猫が起こしてくれなかったので、寝坊する。そして、下高井戸シネマで今日までのアフタヌーンショー、『帽子箱を持った少女』を見逃す。目覚ましをかけておくんだった、最悪。別に猫のせいでもなんでもなく、まぎれもなく自分の責任なので余計に落ち込む。
昼、鬱々とした気分で図書館に行く。前借りた物を返して、『ジョン・カサヴェテスは語る』の取り寄せをお願いする。ついでに阿部和重の「擬似ドキュメンタリー批判」の議論が載っている、東浩紀の『不過視なものの世界』を借りる。絶版で高くて買えない『ロスト・イン・アメリカ』も取り寄せとくんだった。たしか、ささま書店の本棚にも並んでいるがやはり結構なお値段がしたと思う。

  • ミス・ポター (MISS POTTER)』 クリス・ヌーナン 2006/UK-US (93min.) |**|

ミス・ポター』は画面が暗いし、脚本もいまいち良くない。

NHK BS2「朗読紀行 にっぽんの名作」で青山真治が監督した『焼け跡のイエス』は実に見ごたえがある。黒沢清の『風の又三郎』もすごいし、なかなか良い企画だ。