シャマランなど
東大和Tsutayaで去年、おととしあたりの重要作、話題作を中心に10本借りる。本来なら、封切時に映画館で見ていなくてはならぬものばかり。
- 『ハプニング (THE HAPPENING) 』 M・ナイト・シャマラン 2008/US (91min.) |****|
- 『リダクテッド 真実の価値 (REDACTED) 』 ブライアン・デ・パルマ 2007/US (90min.) |****|
- 『イースタン・プロミス (EASTERN PROMISES) 』 デヴィッド・クローネンバーグ 2007/US (100min.) |****|
- 『放送 (EKPOMBI) 』 テオ・アンゲロプロス 1968/GRK (23min.) |***|
どれもすごいが、特に、(いまさらこんなこと書くのも恥ずかしいけど)『ハプニング』が素晴らしい。全くもって奇妙な映画。撮影タク・フジモト、音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード。色々変だが、特に演技が変、すごく良い、すごく変。不気味な雰囲気を出すということ以上の効果を狙って、シャマランは演出しているに違いない。何を狙ってんのかは良く分からないのだけど。最近どこかで、アメリカ人のくせにこんな喋り方をする映画を見た気がするが、何だったかな。ゾーイ・デシャネルの青い瞳。マーク・ウォールバーグがまた、何とも素晴らしい。ラストがまた、何とも・・。
『リダクテッド』立派な装いをした、完成度のすごく高い、普通じゃない映画。これも演技が気になる。偽ドキュメンタリーで、無名の役者が、割と型にはまった演技をすると、こんなのになるのか。どんなふうに撮ったのかすごい気になる。
『イースタン・プロミス』静謐で凶暴で、異常。
YouTubeで、『放送』。 アンゲロプロスの初監督作とのこと(1965年に未完の『フォルミンクス物語』があるが)。言葉が分からないけど、結構楽しむ。