スリーピー・ホロウ』をDVD-Rに焼いてファイナライズのボタン押したら、機械が低い声で「まあっ」って言った。こえー。

『トワイライト』、案外楽しい。落ち着かないカメラと、フラッシュバックと、主人公の一人称のナレーションがまぬけっぽいけど、スターと呼べそうな人を使わずにこういうものを作るのはえらいと思う。黒髪のアシュリー・グリーンが好き。何やら未来を予知できるというのだが、大した活躍をしなかった。それから、父親役のビリー・バークがいい。父親に、心ならずも酷いことを言って別れるシーンが好き。最後まで微妙にぎくしゃくが残っている感じが良い。木に登るところとか、すごいスピードで走るところとか、野球のシーンはもうちょっと撮り方、どうにかならなかったのかなーしかし。あと、悪役(?)のレイチェル・レフィブレの存在感が薄い。というか悪役なのかさえ良く分からない。あれは狙いなのか。次作で活躍するのだろうか、それならもう少し布石があってもよさそうだが。

『人のセックス』傑作と呼ぶのは憚られるけれど、好きだなー。こういうものを作る人が一人くらいいるのは健康的だ(これをやりたがる人がたくさん出てきたら嫌だけど)。主演二人もえらいけど、脇二人も良い。蒼井優のしっかりしているのは見る前から分かっているが忍成くんも案外良い。藤田陽子カメオ出演。自転車の横移動、一回フレームから外れてまた戻ってっていうの、『犬猫』でもやってたけど、これあんまり好きじゃない。Y字の形で二股に分かれている道の固定ショットは、好き。