Alain Robbe-Grillet (1922~2008)
- 『裁きは終りぬ (Justice est faite ) 』 アンドレ・カイヤット 1950/FR/100min (VHS version) |b
- 『囚われの美女 (La belle captive) 』 アラン・ロブ=グリエ 1983/FR/90min |a−
- 『ラスト・シューティスト (The Shootist) 』 ドン・シーゲル 1976/US/99min |a
- 『グラディーヴァ マラケシュの裸婦 (Gradiva (C'est Gradiva qui vous appelle) ) 』 アラン・ロブ=グリエ 2006/FR-BE/114min |a
- 『河上の別荘 (Up the River) 』 ジョン・フォード 1930/US/85min |a
ヴォイチェフ・ハスをパスしてしまう。
100円レンタル全部見る。郵送で返却できるのが嬉しい。
アンドレ・カイヤットの『裁きは終わりぬ』はアンドレ・バザンの「映画とは何か」でちょっと触れられていたので前々から見たかった映画。
ロブ=グリエの映画作品は初めて。変態なのか、変態、ただし高貴なのか、それとも単に高貴なのか。高級なのか、高級、ただし低俗なのか、それとも単に低俗なのか。夢なのか、夢、ただし夢じゃないのか、それとも単に夢じゃないのか。
『シューティスト』はシーゲルが64歳、ジョン・ウェインが69歳、ジミー・スチュワートが68歳、ローレン・バコールが52歳、ロン・ハワードが22歳、ハリー・モーガンが61歳、ジョン・キャラダインが70歳、エルマー・バーンスタインが54歳の頃の映画(誕生日によっては1歳くらい誤差があります)。
ゴダールが生まれる2カ月くらい前に封切られた『河上の別荘』は、刑務所もののコメディ。登場人物は身軽。囚人たちの運動時間の広場で所長の娘さんが囚人たちと親しげにしている。鉄格子を挟んで愛を語り合う男囚(若き若き、ハンフリー・ボガード)と女囚。合図を送り合ったり、手紙を送り合ったり、スペンサー・トレイシーは女装して脱獄してみたり。鉄格子の縞縞をくぐって、囚人服の縞縞を身に纏い、それが野球服のピンストライプに変容する様のアメリカ的なこと。『Up the River』といえば、むかし、書いた「上流へ」っていうみっともない小説を思い出してしまった。若さも無知も恐ろしいが、記憶もまた恐ろし、怖し。
小海永二 翻訳選集 第4巻 アンドレ・バザン 映画とは何かI~IV
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