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今日の尋常ではない眠気は病気というより単に寝不足と薬のせいでしょう。何も考える気がしないから友人の、興奮伝わるグランド・ブダペスト・ホテルについてのラインも適当に流してしまいました、ごめんなさい。今は何も考えられないです。というかルビッチとかサークとか、見ているはずの映画についての記憶が全くもって抜け落ちていて話にならないです。だから昨日の予定では文章を書くつもりでしたが、それは今日は叶いそうにありません。でも髪の毛は切りました。美容師さんにミア・ワシコウスカの写真を見せてこれにして下さいって言ったら、髪質的に無理ですって言われたので、じゃあこれは？ととなりのヘンリー・ホッパーくんを指したら、これならなんとか…っていうことで若干ヘンリー・ホッパーくんみたいになりました。それも今の午睡で崩れて二度と復元はできないでしょう。さて今夜は寝ないと少しまずいのですが、さっき起きたばかりなので、とりあえず読書して、気持ちを落ち着かせてムーンライズ・キングダムでも見ようと思っています。

それからかなり久しぶりに荻窪のささま書店に立ち寄って、中上健次の鳥のように獣のようにの文庫と河野多恵子の不意の声の講談社文芸文庫を買いました。ここはすごいですね、前にもましてかなりの良書が揃っているなと。稲川方人さんの全詩集はここ数年売れ残っている気がする。荻窪の駅前もだいぶ変わりましたね。

流跡 (新潮文庫)

そしてついに(×100)、朝吹真理子の流跡も文庫化されたよう。これは祝杯ものです。