今日とて

仕事。まあある意味仕事中がいちばん楽。疲れるけど。あと休憩で寝ても眠気が取れなくなってきている。年に何度かそういうことがあるけど、前より頻繁になってきている気がする。そもそも5年前はここまで必ず寝るって必要もなかった。

 

レバノンの爆発の映像をはじめて見たが、あれはたしかに凄まじい。911を思い起こすに十分な、映画への勝利宣言。亡くなられた方、ケガをされた方、家を失った方が相当数いるとのことなのに、カルロス・ゴーンを匿ったレバノンに援助など必要ないという、荒唐無稽すぎる論調が不通に幅をきかせているネット社会の闇は深い。

 

今日のツイッターのトレンドはイソジン吉村が独占しておった。本人はタイミング的にはネタにできんだろうし、結構効いたかもね。でもああいうろくでもない手合への攻撃すらいまは鬱陶しく思えてしまう。というより攻撃の仕方を間違えている。そこで茶化したらだめだ。やるなら徹底的に叩きつぶせ。あの人は明らかに日本の政治の害毒なのだから。

 

イザベル・ヴェンガルテンが死んだ。ブレッソンの『白夜』は、映画の秘蹟みたいなものをわたしにそっと教えてくれた、人生の1本であり、その中心には当然ながらこの人がいた。中心にいながら中心などないもののように振舞っていた。横暴で残酷で無邪気だった。つまるところ気高く、同じように弱弱しかった。ブレッソンの美のひとつであろう。安らかに。